音で物を視る「エコロケーション」を行う盲目の男性がスゴい

  • 2015/05/01

突然ですがエコロケーション(反響定位)ってご存じですか?
有名なのはコウモリが行うエコロケーションです。超音波を含む鳴き声を飛ばし、光の届かない洞窟の中を反射音を頼りに飛び回ります。反響音の強弱や、反響するまでの時間、音の変わり方で障害物との距離や形状を頭のなかに描くことができるのです。コウモリ以外にもイルカやクジラ、一部の鳥などがエコロケーションを行っていることが知られています。

ところで野生動物の驚異的能力とも思えるエコロケーションですが、これを自在に行うダニエル・キッシュという全盲の男性がCNNやナショナルジオグラフィックで紹介されています。

映像と記事

音で世界を「見る」

まるで人間ソナーのようなエコロケーション能力

クリック音(舌打ち音)を頼りに、離れた場所にあるものの形や距離を正確に判断していく様は圧巻のヒトコト。
実験によるとその能力の高さもさることながら、エコロケーションを行っている際は脳の視覚を司る分野が活発に働いているということで、まさしく音でものを「見ている」んですね。ちなみに普通の音だと視覚野は働かないということ。

ダニエルさんの能力は特殊な能力なのか?

もちろん誰にでもできる能力ではありません。とりあえず記事を書いている私にはできません。
ただし、これはダニエルさんだけの能力ではありません。youtubeで「Blind Echo-Location」などで検索すればほかにも同様の技能をマスターした人たちが出てきます。
そしてこのエコロケーション能力はトレーニングを積めば誰でもできると映像中で説明されています。なんでも「健常者でも毎日1~2時間トレーニングすれば1カ月以内に十分なエコーロケーション能力を身に付けることができる。視覚障害者ならもっと早く習得できるだろう」とか。

もちろん40年以上のトレーニングを積んだダニエルさんのような精度には及ばないのでしょうが、どの程度できるようになるのかすごく気になりますね。


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この記事の著者

モモンガ

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世界的な視点で障害と障害者に関することを書いてます。
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