【必見】住んでる地域の障害者支援サービスがわかる『福祉の手引』『福祉のしおり』って何?

  • 2015/03/10
大阪府の福祉の手引の画像

突然ですが「福祉の手引(福祉のしおり)」ってご存じですか?
現状では障害者介護の最強アイテムの一つと言っても過言ではない本です。

福祉の手引とは、その都道府県や市区町村で利用できる制度や施設が全て網羅されている資料なのです!
最初の画像は大阪府のものですが、各都道府県や市にそれぞれ個別に用意されています。ただし例外もあるので、それについては後述します。
また、微妙に名称は地域によってことなる場合があります。

福祉の手引の内容

福祉の手引には刊行している自治体の管轄となる障害者福祉のサービスや施設情報がひと通りまとめられています。
民間の独自サービスなどについては記載されていないケースもあるものの、現状では情報量としては最も集約されているもののひとつです。

障害者の方や障害者の家族の方でも、その存在を知らない方が割りといる「福祉の手引」ですが、その対象となっているのは「相談員や相談窓口」となっていることもあるかもしれません。
要は相談を受ける、行政の人間や、その他民間サービス提供者のプロ用のアンチョコのひとつということですね。
そのためか多くの手引は読みやすいレイアウトなどではないものの、その中身は十分活用することができるものとなっています。

基本年1回発行となっており、12月頃に新しいものが出る形になっています。

支援制度の種類と申請先

行政による障害者福祉の各制度の申請窓口は、基本的にすべて市区町村の窓口に集約されています。

また、各制度は大きく次の3つに分類することができます。

  • 国による全国一律のもの
  • 都道府県による、都道府県下で共通のもの
  • 各市区町村による独自の制度

これらはそれぞれの持っている予算の範囲で可能な制度等を用意していますので、各地域バラバラな部分が出てくるのですが、一番独自性の高い市を受付担当窓口とすることで全ての制度をカバーできるようにしているわけですね。

福祉の手引の入手方法

まず残念ながら、これらのガイドについて発行していない自治体も有ります。あくまで各自治体による自主的なサービスであり、国の規定等に沿ったものではないので、あるところにはあるし、ないところにはないとなっています。
また、担当部署に尋ねたところ、厚生労働省としては各自治体に対し、福祉に関する情報の公開の仕方などについては指示等をしておらず、ガイドライン等もないとのことなので、情報の開示については完全に自治体任せになっています。

では入手できる場合について解説します。
基本的に県庁や市役所の担当部署にて頒布されています。
福祉系の部署の窓口に置かれているか、都道府県の刊行物をまとめて配布している部署があるので、そこで頒布されています。

また、冊子は無料のところと有料のところがあることを確認しています。
2014年版の大阪府は310円でした。

また、冊子での配布が行われなくなっている行政区も有ります。
大阪市の場合(大阪府とは別に刊行しています)、2015年に入ってから担当者の方から聞いたお話では、予算の関係で印刷費が捻出できないため、印刷冊子の配布はなくなるそうです。

そういう印刷冊子がない行政区の場合や、印刷冊子が頒布されている行政区の場合でも、福祉の手引は各都道府県や市区町村のウェブサイトにてPDF形式で配布されています。
インターネットが普及したとは言え、ネット環境から遠い生活をしている方もいる以上、費用は利用者負担になるとしてもオンデマンド印刷などで対応できる形になればいいのですが‥。

いずれにせよ、強力なツールとなる福祉の手引ですので、まだお持ちでない方はまずはデータだけでも入手されることをおすすめします。


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この記事の著者

ケアラー編集部 山本

ケアラー編集部 山本

ケアラー編集部の山本です。
主に障害者に対する支援制度の紹介と企業の障害者雇用の取り組み方などについて、書いています。

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