なんという近未来感。四肢障害を持つ人のための車がめっちゃワクワクする件

  • 2015/06/03

片腕が不自由な人、両腕が不自由な人、片足が不自由な人、両足が不自由な人、またはそれ以外と四肢障害と言っても色々あります。今のAT車だと、両手と右足が自由であれば操作できますが、そこが不自由な場合はどうするか? 他で補うしか無いですね。手足の組み合わせも考えると色んなパターンの四肢障害がありえますが、個人的にカッコイイと思ったのは両足が不自由な人用のシステムと、両手が不自由な人用のシステムの2つです。

※ 説明のため、一部各メーカーのサイトから写真を引用させて頂いております。

コックピット感が最強。手動運転補助装置


両足が不自由な人のための補助装置です。右手でステアリング操作、左手でブレーキ/アクセル操作ができます。シフト操作なども含めると、かなり操作の手数が増えているように見えます。しかしこれがカッコイイ。ロボットのコックピットは操作レバーやスイッチがたくさんあるのがカッコイイ! インジケーターとかも無駄にたくさんあってほしいのです。オートマだから要らないのにタコメーター(回転計)とか。そういう男の子の夢が入っている車とも言えるでしょう。あと、片手でハンドル操作と言うと、目一杯切っても舵角が足りないんじゃないか? と思ってしまうのですが、ハンドルにノブを付けることで、片手でもハンドルを何回転でもできるようになっています。これは頭いい。ちょっと力入りにくそうな感じですが、今どきの車ならパワステは標準装備なので全く問題ないでしょう。

なんかこの片手でステアリング操作って聞いたことあるなって感じてたんですが、そういえば頭文字Dと言う漫画で主人公がやって苦労してたな、と。このシステムだったら楽勝だったことでしょう。

参考: 手動運転補助装置(フロア式) <Dタイプ> | Honda


こちらも両手のみで車の操作が可能なシステムです。動画の中ではまだ認可が下りていないらしいですが、スティック操作は航空機的なかっこよさが感じられて趣深いです。個人的には照明系のスイッチをトグルスイッチに換装して、天井などに配置したいところです。

HONDAが誇る両足操作機構 フランツシステム

img-both-arms01
http://www.honda.co.jp/welfare/support/for-drive-franz.html
この圧倒的からくり感!! 半端じゃないっ……!
両手運転補助装置がコックピットのようなカッコ良さだとするなら、フランツシステムは精密機械式時計のようなカッコ良さ。フランツシステムの操作動画もなかなか良いが、どうせならウィンカーやライト操作などのフルオプションの操作シーンを見たい!どなたかフランツシステムの車を運転しているシーンを見せていただけないでしょうか。フランツシステムは1965年にドイツのエーベルハルト・フランツ氏によって開発された両足だけで運転ができるようになる補助装置です。日本では技術指導を受けたホンダが1981年から独自の改良を加えて提供しています。現在、足だけで運転できる車を提供している国内メーカーはホンダだけ。話は変わりますが、このフランツシステムをホンダが技術輸入する時の話はめっちゃ良い話でして、ホンダのサイトに「安全は、こころ」と言うタイトルで小説風に掲載されています。こんな記事を書いていますが、普段技術畑にいる人間としてはフランツ氏がホンダに技術を捨て値で供給する誠意にはグッと来るものがあります。

こういう車を手に入れたくなったら

福祉車両として事前にカスタムされているものと、市販車を改造して作る場合の2つがあります。

福祉車両として販売されているものは、当たり前ですが確実に福祉車両として認定されるので税金等の面で有利です。
自分によるカスタムは改造車として福祉車両に該当するかのチェックが要るので、必ず該当するかどうかは保証されません。しかしレビュー等を見聞きしている範囲だと、やはり事前カスタムのものは個別事例に合わせきっているわけではないので、ところどころ使いにくいと感じる人も居るようです。


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この記事の著者

モモンガ

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世界的な視点で障害と障害者に関することを書いてます。
日々飛翔。ムササビではありません。モモンガ!

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